バイオリンの弓は何の毛でできている?お手入れや寿命も知りたい!

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学校の音楽の授業でバイオリンの話があったらしく、娘からバイオリンの弓は何の毛でできているの?

と質問されました。

何かの毛でできているということは分かったんだね☺

ということで、

今回はバイオリンの弓毛についてご紹介します。

最後までご覧ください。

バイオリンの弓は何の毛なの

バイオリンの弓毛は馬のしっぽの毛でできています。

長くなったしっぽの毛を散髪したものを

バイオリンの弓に使用します。

そうなんですよね。

馬のしっぽの毛なんですよね。

私は最初、人工のものでできていると思っていました(*_*;

たとえば、樹脂とか。

でも調べたら馬のしっぽの毛でした🐎

馬のしっぽの毛は馬によって特徴があります。

毛の生え方や毛の質、例えば直毛だったり、毛がカールしていたりします。

まるで人間のようですね。人も馬も同じ動物だし大きな違いはないのでしょう。

また長い毛や短い毛があります。

なので、すべての毛がバイオリンの弓毛に使われるわけではありません。

1本のバイオリンの弓にはおよそ200本の馬の毛が使われています

馬にしっぽのお手入れも人間と同じように

きれいにシャンプーします☺

しっぽについている泥、汚れを落とす          

しっぽをシャンプーする

乾かす

長くなった毛を散髪する

ローションをかける

乾いたらさらさらのしっぽになる

バイオリンの弓の手入れ方法

手で持つ部分は汚れや手の脂を十分に拭き取ります

ただ弓毛の部分は拭いてはいけません

理由は…

バイオリンは弓毛には松脂ついています。

その松脂があることで弦との摩擦がおこり、音が出る仕組みになっているからです。

バイオリンを小さいときから演奏している友人がいて、

その友人が言うには

バイオリンはとても繊細なので、

手の脂がバイオリンの弓毛の部分につかないように気を付けていると言っていました。

手の脂が付くと音が変わるそうです。

ほんとうに繊細なんですね。

また演奏が終わったら、弓毛は緩めておきます

理由は…

バイオリンの弓はそっています。

そのそりがあの美しい音色を生み出すのです。

弓毛を張ったままにしておくとそのそりがなくなり、美しい音色は出にくくなります。

あとは長期間、演奏しないときは保管ケースから取り出し、通気の良い場所で虫干しをします。

虫が付かないようにするためですね。

もちろん保管ケースの中には防虫剤を入れます。

バイオリンの弓毛の寿命は

音が出なくなったり、

音がまばらになったりしない限り、

ただ単に音が出ればよいというのであれば2年でも大丈夫です。

もちろん演奏頻度によります。

およそ200時間の演奏が寿命と言われています

通常は半年から1年で弓毛を交換している方が多いです。

私の友人は1年ごとに交換するそうです。

お金がかかりそう☺

まとめ

今回はバイオリンの弓についてご紹介しました。

バイオリンの弓毛は馬にしっぽでできている。

バイオリンの弓のお手入れはとても繊細。

バイオリンの弓の寿命はおよそ200時間の演奏。

最後までご覧いただきありがとうございました☺

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