またまた、うちの娘からの質問です。
「七夕のときに天気が悪くて雨が降ったら織姫さんと彦星さんは会えるの?会えないの?」
私「確か、お母さんが子どものころ、七夕に雨が降ったら会えないって聞いたけど」
さぁここで娘の『なぜなぜ攻撃』炸裂!!
「えっ、会えないの。なぜ?」
私「雨が降ったら星が見えないからじゃないのかな」
娘「本当に?」
私「自信ない(困)わかった!調べる!」ということで調べました。
最後までお付き合いいただければ幸いです。
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7月7日の七夕って梅雨の時期とかぶってる?
七夕って7月7日なので梅雨の時期とかぶっているんじゃなかったっけ?
ということで梅雨の時期を調べてみました。
北海道は梅雨がありませんのでそのほかの地域を調べました。年によってばらつきはありますが、下のデータは平年です。
東北地方 梅雨入り6月12日 梅雨明け7月28日
北陸地方 梅雨入り6月12日 梅雨明け7月24日
関東甲信 梅雨入り6月08日 梅雨明け7月21日
東海地方 梅雨入り6月08日 梅雨明け7月21日
近畿地方 梅雨入り6月07日 梅雨明け7月21日
中国地方 梅雨入り6月07日 梅雨明け7月21日
四国地方 梅雨入り6月05日 梅雨明け7月18日
九州地方 梅雨入り5月31日 梅雨明け7月19日
沖縄地方 梅雨入り5月09日 梅雨明け6月23日
沖縄と梅雨のない北海道以外はみんな梅雨の時期と七夕はかぶっていますね( ;∀;)
それにしても沖縄の梅雨入りは早いですね。5月9日って。ゴールデンウィークが終わったらすぐ梅雨って感じですね。梅雨明けも6月下旬です。
だから高校野球の県予選も一番早く始まるんですね。おっと、これは余談でした(^-^;私、学生時代は野球部のマネージャーしてたので、高校野球は気になるんです。
夏の甲子園が始まる前には高校野球の記事も書きますのでよかったら読んでくださいね(^^♪おっと、これも余談でした(^-^;
七夕に雨が降ったら織姫と彦星は会えない説
まず七夕の前日に降る雨と七夕当日に降る雨にはそれぞれ名前がついているのです。
7月6日(前日)の雨は“洗車雨(せんしゃう)”
7月7日(当日)の雨は“催涙雨(さいるいう)”
と言います。
ん!? えっ!? 洗車? 洗車雨!?
車のない時代に洗車とは?これいかに。
彦星さんは牛の世話や農作業を仕事としていましたので牛車を使っていました。なので、日ごろから使っている牛車に乗って織姫さんに会いに行っていたのです。
そして、会いに行く前日に自分の愛車である牛車を洗いました。その牛車を洗うときに使った水が天から落ちてきたのが洗車雨というわけなんです。
雨が降ったら天の川の水かさが増して牛車で天の川を渡ることが出来ない。なので、彦星さんは織姫さんに会うことが出来ないとされています。またこの涙は会えないことによる悲しみの涙とされています。
七夕に雨が降っても織姫と彦星は会える説
まず七夕の前日に降る雨と七夕当日に降る雨の名前は同じですね。“洗車雨”と“催涙雨”です。
会える説はこの洗車雨と催涙雨はうれし涙ととらえています。
七夕の前日に降る洗車雨は明日晴れるので、織姫さんと1年ぶりに会える彦星が流すうれし涙。また七夕当日に降る催涙雨は1年ぶりに会えたことによる織姫さんと彦星さんのうれし涙・感激の涙と言われています。
また別に意味でこの催涙雨を織姫さんと彦星さんが1年ぶりに会って楽しい時を過ごし、そろそろお別れしなければいけないときに流す惜別の涙とも言われています。
いずれにしても二人は1年ぶりに会うことが出来たのですね。
ということで七夕に雨が降ったとき織姫さんと彦星さんは会えないのか、会えるのかはこの2つの雨に対する解釈が違うんですね。
これは地域によって解釈が異なるんだそうです。私は九州出身なのですが、雨が降ったら会えないと思っていました。でも会える説の方が何かロマンティックで素敵ですよね(^_-)-☆
では実際の天気は
では実際に七夕当日の天気はどうなのでしょう。
地域によって異なりますが、調べてみると過去30年で雨の確率は60~70%です。つまり晴れの確率は30~40%です。五分五分より確率が低いです。
でもこれは仕方のないことですよね。だって最初に書いたように北海道と沖縄以外は梅雨の時期真っただ中なんですもの😿
【七夕が雨のとき】織姫と彦星は会えるの?会えないの?真相は?まとめ
まずは七夕の前日と当日に降る雨には名前があることが分かりました。
七夕に雨が降った場合、織姫さんと彦星さんが会えるのか会えないのかはその雨に対する解釈によって決まります。また、その解釈は地域によって異なることも分かりました。
織姫さんと彦星さんが会えるのは1年に1回ですので、七夕に雨が降っても二人は会えると解釈したいですね(^_-)-☆