囲碁の名人戦で17歳11か月の史上最年少でリーグ入り。
そして、わずか19歳と11か月で名人位を獲得した芝野虎丸棋士。
次々と最年少記録を打ち立てています!
そんな芝野虎丸名人の年収や賞金、
またプロ棋士の収入状況を調査しました。
最後までお付き合いいただければ有難いです♪
芝野虎丸名人の年収はどのくらい!?
芝野虎丸名人は日本棋院所属の棋士として
2018年は総合年間賞金ランキングは5位でしたね。
獲得賞金額は公表されていません。
ちなみに2018年の賞金王は井山裕太棋士で獲得賞金は1億4696万です。
棋士全体の年収は300万円~1,000万円です。
わりと年収に幅がありますね。
その中で芝野虎丸名人の年収は推定1億円近くと言われています。
ただし年収といってもプロ棋士の収入は賞金だけではありません。
プロ囲碁棋士の主な収入源としては、
●対局料
●賞金
があります。
順番に見ていきましょう。
まずは対局料です。
対局料は勝っても負けてももらえます。
例えば芝野虎丸名人が優勝した名人戦の対局料は
・予選C 13万円
・予選B 20万円
・予選A 30万円
・最終予選の対局料は40万円
勝ち負けに関係なく同じ金額をもらえます。
名人戦は負けたら終わりのトーナメントです。
またリーグ戦の対局料は
勝つと80万円
負けると66万円です
結構、大きな金額ですね。
会社員の2倍~3倍です。
続いて各大会の優勝賞金を見ていきましょう。
大会の優勝賞金はでかいですよ!
大会の種類と賞金
例えばゴルフもいろいろな大会があって、大会に出場し優勝や良い成績を収めて賞金獲得ということになりますね。
囲碁の世界も同じようにいろいろな対局があり、良い成績を残して賞金を獲得し収入を得ます。
ではどのような対局があり賞金はいくらなのか見ていきましょう。
囲碁に興味のない方でもテレビやネットのニュースやらテレビ中継などで対局の名前は聞いたことがあるかもしれませんね。
何といっても囲碁界には『七大タイトル』があります。
七代タイトルと優勝賞金は次の通りです。
●棋聖戦 4,500万円
●名人戦 3,100万円
●本因坊戦 2,800万円
●王座戦 1,400万円
●天元戦 1,300万円
●碁聖戦 800万円
●十段戦 700万円
この中でも特に棋聖戦、名人戦、本因坊戦を三大タイトルと呼びます。
三大タイトルの棋聖戦、名人戦、本因坊戦は長丁場のリーグ戦で挑戦者を決定し、その他の棋戦は負けた時点で終了するトーナメントで挑戦者を決めます。
プロゴルフの世界では男子プロはツアー25勝以上、女子プロは30勝以上で永久シード権を獲得できますが、囲碁の世界では永久シード権はありません。
さらに大会は七大タイトルのほかにもたくさんの大会があります。
七大タイトル以外の主な大会と優勝賞金
●阿含・桐山杯 1,000万円
●竜星戦 600万円
●NHK杯 500万円
●フマキラー囲碁マスターズカップ500万円
●広島アルミ杯・若鯉戦 300万円
●新人王戦 200万円
賞金王の井山裕太棋士は
棋聖戦・本因坊戦・王座戦・天元戦・碁聖線・十段戦・NHK杯に優勝して、獲得賞金は1億4696万円でした。
どの世界でもトップクラスはさすがにけた違いですね。
これはあくまでも獲得賞金ですので、年収はこの金額よりもさらに多くなります。
対局料や賞金以外にどんな収入があるのでしょうか。
ちょっと見ていきましょう。
対局料や賞金以外の収入
プロ囲碁棋士の中には囲碁についての著作である棋書で印税を得ている棋士もいます。
またアマチュア向けの囲碁教室での指導やアマチュア大会の審判などで収入を得ています。
なので、対局で収入を得る「トーナメントプロ」と
アマチュア向けの著書や指導で収入を得る「レッスンプロ」に分かれるといわれています。
さらに芝野虎丸名人はテレビ出演や雑誌の取材など、
これからますますメディアへの露出が増えることでしょう。
出演料がプラスするとさらに年収が増えますね。
まとめ
囲碁界で次々と最年少記録を打ち立てている芝野虎丸名人。
そんな芝野虎丸名人の年収や賞金、またプロ棋士の収入状況も見てきました。
意外なところもありましたね。
芝野虎丸名人はこれからもきっと活躍されるでしょう。
そして囲碁界がますます発展していきますように応援致します(^^)/
最後までお読みいただきありがとうございました(#^.^#)