「お中元を贈っていない方からお中元が届いたけど、お中元のお返しは必要なのだろうか。必要なら金額はいくらぐらいが相場なの。」
「割と頻繁に顔を合わせるお友だちからお中元をいただいたけどお返しはどうしよう。」
こんな相談をされたことがあります。いろいろと調べたことをご紹介いたします。最後まで読んでいただければ嬉しいです(^^)/
お中元のお返しは必要なのでしょうか
お中元のお返しは必要ありません。
そもそもお中元とは日ごろからお世話になっている方に対して『いつも大変お世話になっております。ありがとうございます。今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。』という感謝の気持ちを込めて贈ります。
例えば、
職場の部下から上司へ
自分が習い事をしている先生へ
子どもがお世話になっている個人塾の先生へ
要はお中元は目下から目上の人に対して贈る場合が多いので、基本はお中元のお返しは必要ありません。お返しをしなくても全く問題ありません。
ただ、お礼は必要ですね。お礼状か、または電話ですね。お礼状も今どきだからと言って、スマホでメールやLINEで『お中元、どうもありがとうございました。』なんてやったら、常識疑われます。そこはきちんと電話で生の声でお礼を言いましょう。またはお礼状を書きましょう。
こんな場合はお返しが必要!?
でも、お友だちから『日ごろお世話になっています。』とお中元をいただいた場合はどうでしょう。
お礼だけだと何か変に思われないかなと少し心配になったり、気になったりすると思います。特に割と頻繁に顔を合わせるお友だちだと余計にお返しはどうしようと思ってしまいます。
私もそういう場面があって、どうしたらいいのか迷ったことがありました。そういう時はお中元のお返しをしちゃいましょう(^^♪
そのほうが気持ちも落ち着くし、何よりもお友だちに対してお中元を送っていただいたお礼と感謝の気持ちのより伝わると思うし(^^)また調べましたが、お中元のお返しはマナー違反ではありませんので!
お中元のお返しをするときの注意点!
期限
お中元のお返しですのでお中元の期間内に贈りましょう。地域によって期間は異なりますので注意が必要です。
お中元を贈る時期は下のとおりです。
北海道 7月15日~8月15日
東北地方関東地方 7月1日~7月15日
北陸地方 7月1日~7月15日
九州地方 8月1日~15日
もしこの期間を過ぎた場合は、8月7日までは『お中元』を『暑中御見舞』にします。さらに8月8日以降は『残暑御見舞』にします。
期限がありますので、早めの準備を心がけましょう。特に直接渡さず、郵送や宅配を利用するときは期限に注意しましょう。私は毎年直前に気が付いてバタバタしています(^-^;
金額
いただいたお中元の半額~同額のお返しをしましょう。
いただいたお中元よりも高価なものをお返しにした場合はそれは相手に対して『今後はあなたからのお中元は必要ありません』という意味になります。
どうでしょうか。普通はいただいたお中元と同額くらいのものをお返しにするのがいいですよね。「おおよそ同じ金額のもの」これを考えますよね(^^♪
お中元のお返しは必要?まとめ
お中元のお返しは必要ありません。
通常、お中元は「日ごろお世話になっています。」との感謝の気持ちを込めて、目下から目上の人に贈る場合が多いからです。
ただ、歳の近い人からいただいたり、社会的立場が同じくらい人や頻繁に顔を合わせるお友だちからお中元をいただいたら、お返しをした方がいいようです。そのほうが無難ですよね☺