日本郵便は「指定場所配達サービス」(置き配)を2019年3月18日に始めると発表しました。
「置き配」って具体的にどういう配達なのでしょうか。
「置き配」の考えられるメリット・デメリットは何なのでしょうか。
今回は「置き配」についてご紹介いたします。
「置き配」ってどういう配達
『置き配とは受取人が不在の時,事前に指定した場所に配達する方が荷物を置いてくれるというもの』事前に指定した場所とは例えば,宅配ボックス・物置・車庫・郵便受け取り箱など。
どうやって手続するの
ただ,このサービスを利用するには荷物を送る側と受け取る側のマッチングが必要となります。受取人が日本郵政のWebサイト「ゆうびんポータル」で無料の「ゆうびんID」を取得し情報を登録する。荷物を送る側も日本郵便に届け先情報を提供する。受取人の登録情報と荷物を送る側の情報がマッチしたら、受取人にメールが届き,受け取り場所を指定できる。
「置き配」のメリットは何
荷物を配達する側→受取人が不在の場合でも再配達の必要がなくなる。
これが一番のメリットですね。仕事の効率を考えると非常に大きいです。私も配達日が分かっている場合,その日は家にいるようにしています。毎日ご苦労様です!
荷物を受け取る側→再配達の依頼をしなくとよい。
出先から帰宅して玄関に不在票が挟まっているのを見ると「あー配達があったの。再配達の電話をしなきゃ」ってなる。で,ばたばた忙しいときはつい再配達の電話をするのを忘れたりする。はぁーっ。
「置き配」のデメリットは何
マンション住まいだと専用の宅配ロッカーが設置されているので問題なし。大丈夫。でも戸建て住まいだと心配な面もあります。
それは荷物の置き場所が第三者にばれた場合は盗難にあう可能性もありますね。そうですよね。無防備に荷物が置かれているわけですから,第三者が気が付いたら盗難の被害にあうことも考えられます。
また通常の配達だと荷物を受け取り,受け取り印を押してお互いに荷物を届けました,荷物を受け取りましたということになりますが,「置き配」だとそれがないですね。届けました,いや届いていませんのトラブルになるかも。
荷物が人目に付いたらプライバシーの問題も発生します。
「置き配」のまとめ
「置き配」のメリットは大きいですが,同じように考えられるデメリットも小さくはありません。
サービスが始まるまでに考えられるデメリットを解消するシステムが構築されるでしょう。期待しています。
基本はやっぱり対面受け取りで,何か特別な理由がある場合に「置き配」を利用ということになるのかな。