毎年のことですが、お中元を渡すときに何と言って渡したらいいのか迷いませんか。
堅苦しすぎてもいけないし、かといってざっくばらんでもいけないし。
さらに初めて渡す相手に対してどういう言葉をかけたらいいのか、
何と言って渡したらいいのか迷いますよね。
渡したあと、何を話そうかなとちょっとした間が気まずかったり。
今回はお中元を渡すときにどういう言葉をかけたらいいのかを
パターン別にご紹介いたします。
よろしければ、最後までご覧ください(#^.^#)
お中元を渡すときの言葉
直接的に「お中元」という言葉を使わないほうが堅苦しくなくて良いですね。
「お中元」=「夏のご挨拶」と言い換えましょう。
そして、出だしの言葉としてよく使うのは
お中元なら「いつもお世話になります」
お歳暮なら「今年もお世話になりました」
ですね。
もちろん笑顔で!(^^)
ということで、
お中元を渡すときの言葉は次のようになります。
↓こちらが一般的です。
「いつもお世話になりありがとうございます。
心ばかりではございますが、
夏のご挨拶をお持ちいたしました。」
「いつもお世話になりありがとうございます。
心ばかりではございますが、
夏のご挨拶に参りました。」
「いつもお世話になっております。
日ごろの感謝の気持ちです。」
お中元は日ごろお世話になっている方に送るものですので、
心を込めて、感謝の気持ちをお伝えしましょう。
それから、お中元の中身が何かによって、
言い方を変えるといろいろなパターンがあっていいですよ。
お中元が食べ物のとき
上に書いた言葉のあとに
「お口に合いますかどうか。」をそえると良いです。
こんな言い方もあります。
「近くで評判のお店の品です。気に入っていただければよいのですが…」
お中元が商品券のとき
「いつもお世話になりありがとうございます。
ささやかではありますが、心ばかりの品です」
「いつもお世話になりましてありがとうございます。
ささやかですが、こちらは日頃の感謝の気持ちです」
品物ではなく、商品券(金券)なので夏のご挨拶よりも心ばかりの品、日ごろの感謝の気持ちなどの言葉を使うとしっくりきますね。
また、お中元の中身別でごあいさつの言葉を書きましたが、次はだれにお中元を贈るのか、相手別に言葉を見ていきましょう。
お中元を渡す相手別の言葉
お中元は日ごろお世話になっている方への感謝の気持ちです。
なので、自分より目上の人が多いですよね。
あとは子どもの習い事(塾やピアノなど)の先生や仕事上の取引先などですね。
子どもの習い事の先生
「いつも息子(○○)がお世話になっております、
ほんのお気持ちです。お納めください。」
「いつも○○がお世話になっております、形ばかりの印ですけれど
お納めください。」
「娘(○○)が大変お世話になっております、気持ちばかりです
けれどお納めください。」
あまり堅苦しく言おうとすると、相手が引いてしまいますので
例文ぐらいでいいと思います。
仕事上の取引先
「いつもお世話になっております。
こちらお納めください。」
仕事上の取引先にお中元を送るときの言葉は短めにさらりと言いましょう。
なぜならすぐに仕事の話になるからです。
お中元を渡すときに気を付けること
「つまらないものですが…」
「つまらないもの」
「たいしたものではありませんが」は失礼です。
なぜなら「つまらないもの」や「たいしたものではないもの」を渡すのは失礼だからです。
相手から「つまらないものなら要らないよ」とつっこみが入りそうです(^-^;
「お中元です」
お中元、お歳暮共に、普段お世話になっている方への感謝やお礼を込めて贈られる物だと思います。
なので、改まって「お中元です」や「お歳暮ですけど」はおかしいですね。
まとめ
今回はお中元を渡すときの言葉をご紹介しました。
堅苦しくなく、それでいてざっくばらんではなく。
「お中元」を「夏のご挨拶」に変えて、
心を込めて相手に感謝の気持ちを伝えましょう。
最後までご覧いただき、心を込めてありがとうございました。