娘「なぜ七夕に願い事するの?なぜ竹の笹に短冊をつるすの?なぜ七夕を『たなばた』って読むの?」
私「なぜって?」
娘「七夕って織姫さんと彦星さんが1年に1回会う日でしょ。その日にどうしてみんな願い事をするの。織姫さんと彦星さんが会う日と私たちの願いってどういう関係があるの。」
私「うーーーん………」( ;∀;)
はい!今日も出ました娘の必殺技『なぜなぜ攻撃』炸裂!!(^-^;そう言われればそうだよね。
なぜなんだろう。私は小さいころから何も考えすに短冊に願い事を書いてた(^-^;
なので、娘の『なぜなぜ攻撃』を受け応えるべく調べました。最後までお付き合いくだされば幸いでございます。
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七夕になぜ願い事するの?
昔、日本では女性が機織り機を使って着物を織って棚にお供えをして神様をお迎えしていました。そして、その年の秋に農作物が豊作となるようにお祈りしたり、人々の健康を祈ったり、汚れをはらったりしていました。
棚に着物を織るために使っていた機織り機を「棚機(たなばた)」といい、着物を織った女性を「棚機女(たなばたつめ)」と言います。
織姫はこの「棚機女(たなばたつめ)」であり、神様にお供えする着物を織るために選ばれた乙女なんです。つまり民衆代表です。
なので、人々は自分の願いを叶えるために民衆代表であるこの織姫に誓いました。だから他人の力を借りて「〇〇になりますように」とお願いするのではなく、「〇〇になる」と断言し誓いました。
そういう意味合いなので、短冊に自分の願いを書くときは「〇〇になれますように」とか「△△出来ますように」と書くよりも「○○になります!」とか「△△出来ます!」と断言したほうが願いはかないやすいのだそうです。
そっか~私も願い事を書くときはしっかりと断定形で書くことにしよう☺
なぜ竹の笹に願い事を書いた短冊をつるすのか?
なぜ竹なのか
竹は成長スピードがとても速いため、ほかの植物に比べて生存競争に強い植物です。つまり力強く、繁殖力に優れていることから昔から神事に使われるようになりました。
また、竹は中が空洞になっていますよね。その空洞には神が宿るとしてあがめられており、このことも竹が神事に使われるようになった要因でもあります。
そういえばかぐや姫も竹の中から出てきましたよね。これも竹は神聖な植物と考えられているからです。
なぜ願い事を書いた短冊を笹につるすのか
先ほど書きましたが、竹には神が宿るとして神事に使われてきました。神様が宿っている竹の笹に願い事を書いて短冊をつるしました。
これは神社に願い事を書いた絵馬をつるすのとよく似ていますね。ただ当時は今と違って紙はとても高価で貴重なものでした。
なので、願い事も本当に心底かなえたいものを書きました。それが今につながっています。
なぜ七夕を「たなばた」と読むのか
棚機女(たなばたつめ)が着物を織って神様にお供えするこの神事が7月7日の夕方に行われていました。
7月7日の夕方のことを七夕(しちせき)と言います。
当時、民衆の代表である棚機女(たなばたつめ)にちなんで七夕を「たなばた」と読むようになりました。
七夕になぜ願い事するのか?なぜ竹笹や短冊を使うのか?意外な理由! まとめ
七夕になぜ願い事するのか?なぜ竹笹や短冊を使うのか?娘に質問されるまでは考えたこともなくて(^-^;
こんなことを考える我が子はえらいっ(#^.^#)って親ばかだね。それはさておき。恥ずかしながら私は初めて理由を知りました。
もしお子さんやご家族から同じ質問をされましたら、本記事の内容をご参考にされてくださいませ。
最後までお付き合いいただき誠にありがとうございます(^^♪感謝