【中学受験】夏休み明け模試ショックを救う「4ステップ見直し」

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「夏期講習であんなに高い月謝を払い、1日中勉強させたのに、秋の最初の模試で偏差値が下がった…」 「これだけ頑張ってダメなら、もう志望校は無理なんじゃ…」

8月後半から9月にかけて、返ってきた模試の結果を見て、目の前が真っ暗になっていませんか?

こんにちは、オンライン家庭教師のなかこうです。これまで多くの受験生とその親御さんをサポートしてきましたが、この「夏休み明けの模試ショック」で絶望してしまうご家庭を毎年本当にたくさん見てきました。

しかし、ここで焦ってはいけません。実は、「夏休みに頑張ったからといって、秋の最初の模試ですぐに偏差値が上がるとは限らない」のが中学受験のリアルだからです。

今回は、なぜ夏の頑張りがすぐに結果に出ないのか、そして秋からの大逆転に繋げるための「正しいテストの見直し方」を解説します。

ぜひ最後までお付き合いくださいませ!

1. なぜ?「夏にあれだけ勉強したのに偏差値が上がらない」3つの理由

「うちの子は夏休み、サボっていたんじゃないか」と疑う前に、中学受験の模試の仕組みを知ってください。

  • ① 成果が出るまでには「時差」がある
    勉強は、【勉強 → 理解 → 練習 → 定着 → 偏差値アップ】というステップを踏んで初めて結果に現れます。夏休みにインプットした知識が「無意識に使いこなせるレベル(定着)」になるまでには、数カ月の時差があります。今の模試で結果が出なくても、お子様の頭の中には確実に「伸びる芽」が育っています。

  • ② 周りのライバルたちも必死に勉強している
    偏差値は「全体の中での立ち位置(相対評価)」です。夏休みは、ライバルたちも全員が人生で一番勉強しています。全員が同じように学力を伸ばしているため、自分が一歩リードして偏差値を上げるのは、想像以上に難しいことなのです。

  • ③ 秋以降、模試の問題レベル自体が上がる
    秋以降の模試は、これまでの単元別テストとは異なり、入試本番を想定した総合問題(実戦レベル)にシフトします。問題の難易度自体が上がっているため、点数や偏差値の数字だけを見て「学力が下がった」と判断するのは間違いです。

2. 模試の結果が返ってきた時にやってはいけない「4つのNG行動」

ショックのあまり、親御さんが感情的に以下の行動をとってしまうと、ここまでの努力がすべて水の泡になり、子どもを潰してしまいます。

  • 結果だけで子どもの夏休みの頑張りを否定する
    「あれだけ塾に行っておいてこの点数ってどういうこと!?」という一言は厳禁です。子ども自身もショックを受けています。

  • 他の生徒(ライバル)と比較する
    「〇〇くんは合格判定がAだったのに…」と言っても、我が子の成績は1点も上がりません。

  • 焦って急に志望校を下げようとする
    1回の模試の結果だけで諦める必要はありません。秋からの戦略次第で、伸び代はいくらでもあります。

  • 親の心配や不安な気持ちをそのまま子どもにぶつける
    中学受験において、親の不安は子どもに100%伝染します。親の役目は、不安をぶつけることではなく「ここからどう立て直すか」を一緒に考えることです。

3. 秋からの逆転を掴む!正しいテストの「4ステップ見直し法」

偏差値の数字に一喜一憂するのは今日で終わりにしましょう。返ってきた答案用紙は、秋からの合格ロードマップを作るための「宝の地図」です。以下の4つのポイントで振り返りを行ってください。

ステップ1:間違えた問題の「原因」を分析する

単に「間違えた」で終わらせず、なぜ間違えたのかを細かく分析します。 「言葉の意味を勘違いしていたのか」「公式は知っていたけれど計算ミスをしたのか」「そもそも全く習っていない初見の問題だったのか」。原因によって、ここからやるべき対策が変わります

ステップ2:正答率の高い問題を落としていないか確認する

成績表に記載されている「正答率(50%以上など)」に注目してください。 みんなが解けている「正答率が高い問題」を落としている場合は、基礎に大きな穴があります。逆に、正答率10%以下の難問は、現段階で解けなくても合否に影響はありません。

ステップ3:時間配分が間違っていなかったか確認する

「時間が足りなくて、後半の得意な大問に手をつけられなかった」という失敗は非常に多いです。テスト時間中にどういう順番で解いたのか、お子様から聞き取りを行いましょう。

ステップ4:ミスで間違えた問題を優先して「解き直し」をする

すべての間違いをやり直す必要はありません。「本当は解けたはずなのに、ミスで落とした問題(=正答率が高くて原因が単純なもの)」を最優先で解き直してください。これだけで、次の模試で20点〜30点アップをすぐに狙えます。

まとめ:模試は「現状の健康診断」にすぎない

夏休み明けの模試は、志望校の合否を決める審判ではありません。現時点での「苦手発見器(健康診断)」です。

「夏休みの頑張りが、弱点のあぶり出しという形で目に見えるようになった」と前向きに捉えましょう。

見つかった弱点を一つずつ丁寧に潰していけば、秋以降、必ず偏差値はグッと伸びていきます。親子で手を携えて、ここからの後半戦を乗り切っていきましょう!

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