【中学受験】国語の過去問で記述が書けない!親ができる採点と直し方

中学受験

秋からの過去問演習。算数は丸付けができても、国語の記述問題で頭を抱えているお母さん・お父さんは非常に多いのではないでしょうか。

解答欄が真っ白のまま出された…」 「模範解答と子どもの答えが全然違って、何点あげていいか分からない」 「親が採点しようとすると子どもと喧嘩になる

国語の記述は、算数のように「○か×か」がハッキリしないため、保護者の方にとっても指導と採点が最も難解な分野です。

ですが、コツさえ掴めば記述問題は「最も点数を底上げしやすい得点源」に変えることができます。今回は、国語の過去問で記述が書けない原因と、家庭でできる正しい採点・直し方の手順を解説します

なぜ子どもは過去問の記述を「白紙」で出してしまうのか?

そもそも、なぜお子様は記述問題を白紙のまま残してしまうのでしょうか。主な理由は次の2つです。

1. 満点(100点)の答えを書こうとしすぎている

多くのお子様は「完璧な文章が書けないと丸がもらえない」と思い込んでいます。その結果、少しでも分からないと最初から書くのを諦めて白紙にしてしまうのです。

2. 「要素(パーツ)」の拾い方を知らない

国語の記述は、作文ではありません。「本文中から必要なパーツ(キーワード)を拾い集めてつなぎ合わせる作業」です。この構造を理解していないため、文章をイチから自分で創作しようとして固まってしまいます。

親を悩ませる「記述の採点」をスムーズにする3つのステップ

過去問の解説にある「模範解答」は、あくまでプロが作った100点満点の文章です。お子様の答案を採点する際は、以下のステップで「部分点(要素)」を見てあげてください。

ステップ1:解説にある「採点基準(必須キーワード)」を確認する

採点をする時は、模範解答の文章そのものを見るのではなく、解説欄に書かれている「この言葉が入っていれば〇点」というキーワード(要素)に注目します。通常、10点〜15点の記述問題は2〜3個の要素で構成されています。

ステップ2:パーツが1つでも入っていたら「部分点」をあげる

例えば、必要な要素が3つある問題で、お子様の答案に1つでも含まれていれば「要素1つ分(3点〜5点)」を加点してあげてください。 「模範解答と表現が違うから×」ではなく、「パーツが入っているから〇点ゲットできたね!」と部分点を拾う感覚を教えることが大切です。

ステップ3:文末の形(〜こと。/〜から。)をチェックする

「なぜですか?」と聞かれたら「〜から。」、「どんなことですか?」なら「〜こと。」で終わっているかを確認します。これだけで1〜2点の減点を防ぐことができます。

記述力を劇的に伸ばす!過去問の「直し(解き直し)」手順

国語の記述は、一度間違えた問題を最初から書き直させても効果が薄いです。以下の手順で直しを行いましょう。

1. 本文中の「根拠(答えのパーツ)」にマーカーを引かせる

いきなり模範解答を写させるのではなく、まず本文に戻り、「答えのパーツになる一文」に蛍光ペンでラインを引かせます。

2. マーカーを引いた言葉を使って「箇条書き」にさせる

文章にまとめさせる前に、ノートに「要点A」「要点B」と箇条書きでパーツを出させます。

3. パーツをつないで文章を完成させる

出揃ったパーツを「〜だから、〜ということ。」のように繋ぎ合わせます。この「パーツを集めて繋ぐだけ」という感覚が掴めると、白紙を出すことが一気に減っていきます。

💡 国語の記述採点やプロの添削指導に限界を感じたら… 「模範解答と照らし合わせても、どうしても客観的な採点ができない」「親が指摘すると子どもが不機嫌になって喧嘩になる」という場合は、家庭内だけで解決しようとせず、プロの客観的な目を入れることを強くおすすめします。 特に難関校の国語記述は、学校ごとの採点基準や好まれる言い回しが存在するため、プロの添削を受けることで点数が激変します。 中学受験専門の [個別指導塾ドクター]などの記述対策に強いプロ講師に過去問答案を見てもらうだけで、「どこを直せばあと5点伸びるのか」が明確になり、親子喧嘩のストレスも一気に解消されますよ。

まとめ:記述問題は「部分点の集積」で勝てる!

中学受験の国語過去問において、記述問題で満点を狙う必要はありません。

白紙を出さず、必要なパーツを1つでも書いて部分点を拾う

この意識を持つだけで、過去問の国語の点数は10点〜20点近く跳ね上がります。

過去問演習を通じて、「パーツを探す宝探し」のような感覚でお子様の記述力を育てていきましょう!

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