「ワンチャンいけるんじゃね」と受け持ちの生徒たち同士の会話が聞こえます(^^)
こんにちは!オンラインで小学生、中学生、高校生に学習指導をしているはなこです(#^.^#)
今回はワンチャンとはどういう意味、どういう場面で使うの、ワンチャンを使っているときの子どもたちの心理、気持ちをお届けします。
最後までお付き合いくだされば幸いです☺
ワンチャンの意味
「ワンチャン」はワンチャンス(one chance)の省略形です。そのまま訳すと「1回のチャンス」ですね。
それがもとになって、「ワンチャン」の意味は「可能性は低いけど、いけるかもしれない」です。
なので、会話の中で使うときの意味やニュアンスは「ひょっとするとしたら」「もしかしたら」という意味になりますね。
ワンチャンを使う場面
私の受け持ちの生徒がよく使う場面はこんな感じです。
私「来週、部活の試合がありますね。頑張ってね!」
生徒「はい!頑張ります。相手は強いけど、ワンチャン勝てるかも」
私「明後日からテストが始まりますね。頑張ろうね!」
生徒「はい、頑張ります。今回数学が難しいけど、ワンチャンいけるかもです」
こんな感じの会話です。あと、子どもたちの会話でもよく使われていますね。
「今度の日曜日遊ばない?」「朝から家族で出かけるけど夕方だったらワンチャン遊べるかも」
「もう間に合わないよ~」「バスが遅れているからワンチャン間に合うよ」
ワンチャンを使うときの心理
生徒たちや子供たちが“ワンチャン”を使うときに共通していることは気持ちが“前向き” “明るい” “ポジティブ”になっていることですね。
なので、たとえ「あまり勉強していないけど、今度のテストはワンチャンいけるかも」と言ったとしても、「そんなこと言わずにちゃんと勉強しなさい」と言わずに「そうですね。いけるかもよ!確実にいけるようにするためにコツコツ頑張ろうね」と言っています。
そうすると「はい。頑張ります!」と言いますね。ワンチャンを使っているときは前向きな気持ちになっていますから、その気持ちに寄り添い、そっと背中を押す感じで頑張ろうねというといいみたいです。
そんな~ツーチャン、フルチャンって!?
ワンチャンから発展した言葉としてツーチャン(two chance)、フルチャン(full chance)があります。
意味としては
ツーチャン⇒ワンチャン×2なので、2倍のチャンス
フルチャン⇒100%のチャンス
ワンチャンよりも可能性が大きいですね。ただ、ツーチャン・フルチャンを子どもたちが使っているところを聞いたことはありません。
可能性は極めて小さいけど、何とかなるかもといういわばドラマチックなワンチャンをより使いたいのでしょう。だって、フルチャンは100%のチャンスなので、可能性100%だからドラマチックではありませんもんね(^-^;
ワンチャンのまとめ
「ワンチャン」とは「もしかしたら可能性がある」「ひょっとしたらいけるかもしれない」という意味です。
この「ワンチャン」を使っているときの子どもたちの気持ちは明るく前向きになっています。
仕事柄、子どもたちと接する時が多いのですが、まあいろいろな若者言葉に接する場面が多いです。
子どもたちとのコミュニケーションをうまくとるためにも私もまだまだ勉強していかないといけません(^_-)-☆
勉強しているとワンチャン何かいいことあるかな( *´艸`)