【お母さん必見!】勉強嫌いな小学生や中学生に勉強させる方法!

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学生時代はアルバイトで小学生、中学生、高校生の学習指導をしていました。それが仕事となり、結婚後も同じように学習指導の仕事をしています。学生時代から今も1:1の完全な個別指導スタイルです。

保護者様との学習相談もしますので、保護者様からいろいろな悩みや相談事を受けます。その一つに「先生、うちの子勉強が嫌いなんですが、勉強させるにはどうしたらいいですか。そもそも勉強が好きになりますか。」という相談があります。

この相談はあるあるです。これまで私が経験してきたことをご紹介させていただきます。

最後までお付き合いいただければ幸いでございます(^^)/

なぜ勉強嫌いになるのか

受け持ちの生徒たちに「勉強、好き?」と尋ねるとほぼほぼ「先生、好きなわけないです(キッパリ)」「嫌いなの?」「嫌いです(キッパリ)」と答えます(^-^;

そこであらためて生徒に「なぜ勉強が嫌いなの?」と尋ねると、まぁいろいろな答えが返ってきます。

難しい」「分からない」「やっても解けない」「面倒くさい」「やる気がない」「将来、役に立つの?」……

この生徒の返答を分析すると実際に勉強して問題を解いたが、「難しく、分からない」「難しく、やっても解けない

この事実により生徒の心の中が「面倒くさい」「やる気がない」「将来、役に立つの?」に変化していきます。

少なくとも問題を解いているときは『勉強嫌い』ではないはずです。問題が解けない、単語が覚えられないなどが積み重なって『嫌い』になっていきます

つまり、おおよそこういうことです。

難しい

 ↓

分からない

 ↓

面倒くさい

 ↓

嫌い

 ↓

勉強しない

では勉強嫌いに勉強させるにはどうしたらいいか

勉強嫌いな子どもをいきなり大躍進で勉強好きにするのはとてもハードルが高いです。階段も一段ずつ上りましょう。二段ずつ上るとつまずいてけがをしますから

勉強が嫌いになる入口は「難しい」「分からない」「やっても解けない」でしたね。

なので、問題を解いて「ん?解けた!やった!」とか「別に難しくないじゃん」という体験をして心の中がいよいよ「ひょっとしたら今度のテスト、いけるんじゃ!」となります

そうなんです。『勉強が嫌い』の心を『ひょっとしたら解けるかも』の心に変化させることがポイントです

もうはっきり言って、子どもたちに学習指導するとき、如何にこの『ひょっとしたら解けるかも』の心に変化させるかが腕の見せ所なんです!そうすると少しずつ勉強するようになります

では実際にはどうするのか

一緒にやる

山本五十六さんの名言『やってみて 言って聞かせてさせてみて ほめてあげて 人は動く』もうこれしかありません!

ポイントを説明しながら解いているのを子どもに見せる。私はこれを2回繰り返しています。

子どもの表情を見て納得がいっていないようでしたらもう一回繰り返します。

そして、「今の要領でやってみて」と子どもにやらせる。そのとき注意するのがたとえ間違っていても途中で子供の手を止めない。

間違ったところを示し、なぜ間違ったのかを説明する。そしてもう一度子どもにやらせる。

自分の力だけで最初から最後まで完ぺきにできるまで繰り返す

が、これは最高でも3回までにしましょう。それ以上やらせると「も~わからない」「あ~だるい、や~めた」となりますので。「続きはまた明日しようね」にもっていく。

ほめる

もうこれはオーバーアクションでもいいです。最高にほめまくりましょう

ほら出来たじゃん!!やったー!!

やればできるよね!よかったぁ

がんばったね~。この調子この調子だよ!!

生徒が何とも言えない、これ以上ない最高の笑顔になります

この瞬間、『勉強嫌い』が『ん?ひょっとしたら解けるかも』に変わるんです。これを繰り返します。確かに時間はかかります。根気が大切です

絶対に言ってはいけない言葉があります

生徒に親や先生に言ってほしくない言葉は何?と聞くといつの時代も「頑張りなさい」「頑張」です。

生徒からすると「自分はこんなに頑張っているのにこれ以上何を頑張れっていうの」という心理になります。

大人から見たらまだまだ頑張りが足りないように見えますが、生徒からすると「自分はこんなに頑張っているのに」となります。

そんなときは「頑張れ」ではなくて「頑張ろう」と言いましょう。「頑張れ」と「頑張ろう」では生徒の気持ちにとって雲泥の差を生みます。

「頑張れ」→ あなたが頑張りなさい

頑張ろう」→ 一緒に頑張ろう

こういう受け取り方をします。なので、くれぐれも「頑張りなさい」「頑張れ」は口にしないようにしましょう。

勉強嫌いな小学生や中学生に勉強させる方法!まとめ

子どもたちに勉強してもらう、勉強させる、勉強を好きになってもらうのは非常に難しいですね。

小さなことからコツコツとではないですが、まさにコツコツ根気よく続けていく必要があります。

いかに子どもたちの心に『ん?ひょっとしたら解けるかも』の気持ちを芽生えさせるのかが勝負です

ご参考になれば幸いです(^^)/

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